元フェラーリやマクラーレンのデザイナーが腕時計を発表!今回は「宇宙」がテーマ、今後は「海」「大地」をリリースし三部作が完成するらしい
パネライ スーパーコピー 代金引換自動車デザイナーが腕時計をデザインする例は以外に少ない
できればもっと自動車デザイナーが腕時計のデザインに乗り出してほしいと思う
さて、マセラティ、BMW、フィアット、ミニなどでデザイナーを務め、さらにはピニンファリーナにてフェラーリのデザインを担当し、さらにマクラーレンでもチーフデザイナーを務めたフランク・ステファンソン氏。
歯に衣着せぬ評論が話題を呼び、ユーチューバーとしても大活躍の同氏ですが、今回は自動車という枠を超え、腕時計シリーズを発表することに。
カーピープルはウォッチピープルである
なお、なぜ腕時計をデザインすることになったのかについては「”カーピープルはウォッチピープルである "というのは古くからの格言で、私が時計というジャンルにてクリエイティビティを発揮するのは自然な流れでした」と語っていますが、ぼくは”カーピープルはウォッチピープルである”という格言については全く知らず、しかしぼくの知る限り「クルマ好きに腕時計好きが多い」のは事実であり、これは万国共通ということになるのかも。
ちなみにですが、フランク・ステファンソン氏は過去に腕時計に関するコンテンツを公開したことがあり、けっこうな腕時計好きであることは間違いなさそうですね。
その名は「コスモス」シリーズ
そして今回同氏が発表した腕時計シリーズの名称は「コスモス(宇宙)」。
非常にシンプルなデザインを持っており、時計全体のフォルムは、星風の滑らかな流れからインスピレーションを得たとされ、フェイスの花崗岩ダイヤルは、星空をイメージしたと述べています。
3本の針は中心部分がブラックアウトされ、先端部分のみが浮いているように見えますが、これはフランク・ステファンソン氏いわく”ブラックホール”を視覚的に表現したのだそう。
ダイヤルの上部には「FS(フランク・ステファンソン)」、下部には「COSMOS」の文字が見えますね。
数字(インデックス)は、円に合わせた扇形のフォントを持ち、スーパールミノバが塗布されているほか、秒針とカレンダー窓のフチにはオレンジのマーキングが施されます。
ケース素材はステンレススチール製、ブレスレットはシリコンラバー、ムーブメントは日本のミヨタ製(クオーツ)。
なお、ムーブメントをクオーツとしたためか価格は比較的というかけっこう抑え気味の250ドルに設定されており、今後は「海」「大地」と続くモデルが発売され、今回の「宇宙」とあわせて壮大なる三部作を構成することになるもよう。
今回のコスモス・シリーズの発表に際し、「このコレクションは、世界的な車のデザインに求められるような、卓越した感情的なデザインに対する私の愛情を表現しています。自動車ファンやユニークで魅力的なデザインを愛する人々が、私の新しいウォッチコレクションに惹かれ、人生のあらゆるエキサイティングな冒険を楽しんで身に着けてくれることを願っています」とコメントしており、今後は”三部作”以外にもコレクションを展開することになるのかもしれませんね。
なお、「カーピープルはウォッチピープルである」とはいうものの、カーデザイナーが腕時計をデザインする例はさほど多くなく、他に知っているのは、フェラーリのデザイナーであるフラビオ・マンゾーニ氏がウブロの腕時計(クラシック・フュージョン フェラーリGT)をデザインしたことくらい。
ただ、自動車メーカーと腕時計メーカーの提携には枚挙にいとまがなく、今後はもっと自動車メーカーのデザイナーがコラボ腕時計のデザインに積極的に乗り出したりしたらいいのになあ、と思ったりします。